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  1. 1.ネパールの大洪水、発端は高山の「氷と岩の崩落」だったとみられる、災害が連鎖する怖さ鉄砲水と聞けば大雨を思い浮かべるが、今回の水は、雨の降っていない山の上から来た。 ネパールで起きた壊滅的な洪水は、山の高いところで氷と岩が崩れたことから始まった、と専門家はみています。 崩れた氷や岩はボテコシ川の支流をせき止めてダムを作り、それが決壊して下流を襲った、と災害の分析は推定しています。 濁流はほとんど警告なしにラスワ郡に達し、川沿いの集落を引き裂き、橋や道路、水力発電の設備を壊し、チベ
  2. 2.女性の早い閉経は記憶力が速く低下することと関連閉経は、卵巣がエストロゲンなどのホルモンを周期的に出さなくなる、体の大きな節目です。 エストロゲンは脳の細胞の働きや血管を支え、炎症を抑えると考えられてきました。 女性は長生きする分を差し引いても、男性よりアルツハイマー病になる生涯のリスクが高いことが知られています。 カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームは、閉経が早かった女性ほど、高齢期の記憶力の衰えが速い傾向があったと報告しました。
  3. 3.ツクツクボウシのオスは相手の鳴き声の直後に「合の手」を入れると判明夏の終わりの帰り道、ツクツクボウシの声が途切れて「ジューッ」と締まる。 セミのオスが鳴くのは、メスを呼ぶため。 声の特徴は種ごとに違い、同じ一続きの鳴き声の中でも刻々と変わります。 ツクツクボウシのオスには、2種類の鳴き声があります。 1つは高潮音。「オーシンツクツク」と繰り返す、テンポのよい声です。 もう1つが合の手。「ジューッ」と長く伸びる声です。 論文の分類では、短い声を速いテンポで繰り返す
  4. 4.「ボッチプレイ」が長い10代ほど大脳皮質の表面積が小さい傾向「ごはんだよ」と呼ぶと、「あとちょっとだけ」と返ってくる。私の場合は「セーブするまで待って」でした。 脳の表面にあるしわだらけの層が、大脳皮質(だいのうひしつ)。考える、覚える、感じる、話すといった働きを担っています。 10代の前半には、この層が自然に薄くなっていきます。回路が効率よく整理されていく時期です。 カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームは、ゲームをする時間が長い10代ほど、大
  5. 5.顔の横幅が広い男性ほど「子どもを守れる父親」だと見られる傾向履歴書の写真を選ぶとき、少しだけ頬の張った一枚に手が伸びる。 顔の横幅と縦の長さの比は、男性の「強そうさ」を読み取る手がかりとして研究されてきました。 頬から頬までの幅を、上唇から眉までの高さで割った値。 幅が広いほど、体力があって支配的だと見られやすいことが、過去のメタ分析で示されています。 幅広い顔の男性は、力と守りが要る集団の役目に選ばれやすいことも、別の研究で示されていました。 体の強さが
  6. 6.13歳未満でのスマホ初所有は若い成人の心の不調と関連「みんな持ってる」は親がいちばん反論しにくい一言です。 スマホとSNSは、子ども時代の形を大きく変えてきました。 スマホはアルゴリズムが蔓延る世界への入り口で、その仕組みは利用者を画面に留めるように作られています。 影響を調べた研究は多いのに、結果はそろっていません。 思春期の脳は通知や「いいね」のような社会的な反応に敏感になる、という総説もあります。 非営利団体サピエン・ラボの研究チームは、13
  7. 7.関節炎の薬で重い円形脱毛症の約半数が髪の8割以上を取り戻した、24週の試験朝、枕についた髪をそっと数えるのをやめた。そんな朝。 円形脱毛症は、免疫が自分の毛包(髪の根元の袋)を攻撃して、髪が抜けていく病気です。 世界の人口の2%ほどが、重い脱毛とその心の負担を抱えて暮らしています。 抜けるのは頭皮だけではなく、眉やまつ毛に及ぶこともあります。 既存の薬で改善しない人も多く、10代に使える薬として承認されているのはリトレシチニブの1つだけだった、と論文は述べています。 毛
  8. 8.相手が失敗したと聞いた瞬間、人は自分の成功を隠すアメリカのライス大学などで行われた研究によって、自分の成功を打ち明けるかどうかは直前に相手が何を話したかで激変し、相手が失敗を明かした直後には、成功を語る気持ちが、相手が自分の結果を明かさなかった場合の4分の1以下にまで落ち込むことが明らかになりました。 自慢したいから成功を語り、恥ずかしいから失敗を隠す。 そう説明されてきた行動の裏で、人が重く見ていたのは自分の見え方よりも、目の前の相手の痛みの
  9. 9.気体に圧力を与える根本、「原子1個の衝突」を検出することに成功気体の圧力とは、目に見えない分子が無数にぶつかり続ける押し合いの合計で、その1回1回は小さく多すぎて、まとめてしか測れないもの、と語られてきました。 しかしアメリカのイェール大学(Yale University)などで行われた研究によって、気体の粒がたった1個ぶつかる瞬間が、1発ずつ検出されました。 検出器になったのは、レーザー光で宙に浮かべた直径100ナノメートルのガラスの球です。 研究では、ク
  10. 10.ヘビの尾にある「クモ」はすべて皮膚でできていた岩の上をクモが走る。近づいた鳥が最後に見るのは、その下で口を開けたヘビです。 イランに住むクモの尾を持つクサリヘビ(Pseudocerastes urarachnoides)は、尾の先にクモそっくりの飾りを持つ、科学が知る唯一の動物です。 じっと岩に紛れ、尾だけを小刻みに揺らして鳥をおびき寄せます。 ルーアン氏は、動く尾を見ると本物のクモでないとは信じがたいと言うほどです。 ポーランド科学アカデミ

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