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  1. 1.幻覚剤シロシビン1回でうつ病が改善、だが1年後に「意外な結末」が気分の重い日が続くと、朝のカーテンを開けることさえ、ひと仕事に感じられるものです。 うつ病の治療では、毎日飲む薬が効き始めるまでに数週間かかることがあります。 そこで注目されているのが、幻覚剤の一種「シロシビン」です。 1回飲むだけで、早く、しかも長く効くのではないかと期待されてきました。 スウェーデンの研究チームは、この期待を、見た目の同じカプセルに入れた偽薬と比べる1年がかりの試験で確かめまし
  2. 2.除草剤を少しだけ浴びた雑草、花が1.5倍近くに増えると判明庭の草むしりを終えて一息ついたのに、数日後には同じ場所から、また小さな芽が顔を出していました。 畑では、作物の邪魔になる雑草を枯らすために、除草剤がまかれます。 ところが、散布した薬の霧は、狙った畑の外へ流れ出すことがあります。 こうして周りの植物が浴びるのは、枯れるほどではない、ごくわずかな量です。 では、薬をかすめる程度に浴びた雑草には、いったい何が起きるのでしょうか。 研究チームは、畑や道ば
  3. 3.ボイジャー1号、人工物で初めて地球から「1光日」の遠さへ夜に送ったメッセージに翌朝まで既読がつかないと、相手がずいぶん遠くにいるように感じます。 いま、人類が送り出したある探査機が、そんな「待ち時間」の新しい節目に近づいています。 NASAの探査機ボイジャー1号が、まもなく地球から「1光日」の距離に届こうとしているのです。 1光日とは、光が丸1日かけて進む距離のことです。 半世紀近く飛び続けてきたボイジャー1号は、いったいどんな場所を進んでいるのでしょ
  4. 4.顕微鏡を替えただけで、観察した物の形まで変わってしまった顕微鏡は、小さすぎて見えないものを、そのまま見せてくれる道具だと思われています。 ところがポーランド科学アカデミー原子核物理研究所(IFJ PAN)の研究で、銅の酸化物でできた同じ立方体を同じ液に浸しても、電子で見たときとX線で見たときとで、できあがるナノ構造が別物になることが分かりました。 X線で見ていると、立方体の中身が溶けて、金でできた空っぽの箱が残ります。 電子で見ていると、中身は残ったま
  5. 5.人間の血液から育てた脳細胞で制御されるロボット犬生きている脳細胞がロボットを動かしました。 オーストラリアのコーティカル・ラボ(Cortical Labs)などで行われた研究によって、人間の血液から育てた脳細胞をコンピューターにつないで仮想の部屋でにおいを頼りに餌を探させると、同じ回数の挑戦ではシリコン製のAIより高い成績を出すことが明らかになりました。 また興味深いことに、同じ回数の挑戦でも、休憩を挟んで何回かに分けたほうが成績が伸びることも
  6. 6.1種類の積み木をいくら積んでも、全体の模様がくり返さない立体が見つかるお風呂の壁を眺めていると、同じ四角いタイルがどこまでも続き、どこから数えていたのか分からなくなります。 物質の結晶の中でも、原子は、同じ形の小さな単位がすき間なく規則正しくくり返すように並んでいます。 ところが数学者たちは、すき間なく並べても全体が決してくり返さない形を、長年探してきました。 平らな面ではそうした形が2023年に見つかりましたが、立体ではまだ決め手がありませんでした。 今回、あるソ
  7. 7.「完璧な世界地図」は数学的に作ることができない子どもの頃、教室の壁に貼られた世界地図を眺めて、北の果ての大きな島に目を奪われた人もいるでしょう。 私たちが見慣れた世界地図の多くは、16世紀に船乗りのために考え出された描き方で作られています。 この描き方は、今も世界で最も広く使われています。 一方で、陸地の大きさが実際とずれて見えることが、長く批判されてきました。 そしてこのほど国連総会が、この地図に代わる「ある地図」を使うよう、各国に呼びかけ
  8. 8.ジュラ紀の「巨大な6本脚の捕食者」の化石を発見子どもの頃の虫捕りでは、つい大きくて目立つ虫ばかりを追いかけていたものです。 6本脚の生き物と聞くと、多くの人は昆虫を思い浮かべるでしょう。 ところが6本脚の仲間には、昆虫のほかにも、土の中でひっそり暮らすグループがいます。 化石としてはめったに残らないため、その進化の歩みはよく分かっていません。 そんな仲間の歴史に新しい光を当てる化石が、中国のジュラ紀の地層から報告されました。 いったい、どんな
  9. 9.宝くじで大金が当たると、独身男性は結婚に、既婚女性は離婚に近づく同じ宝くじの大当たりが、独身男性には結婚への扉を、妻には離婚への扉を開いていました。 スペインのバルセロナ大学(UB)、アメリカのニューヨーク大学(NYU)、スウェーデンのストックホルム大学(SU)などの研究チームは、スウェーデンの宝くじ購入者およそ7万7000人を最長10年にわたって追跡しました。 その結果、100万スウェーデン・クローナ(約1580万円)が当たると、少額当選者に比べ、独身男性の
  10. 10.熱々の飲み物好きは、ぬるめ派の約3倍も食道がんの一種になりやすい給湯室で淹れたばかりの、湯気の立つコーヒーをマグカップに注ぐと、ようやく仕事モードに切り替わるという人もいるでしょう。 紅茶やコーヒーは、多くの人にとって1日に何度も手に取る身近な飲み物です。 そして飲み物と体の話題になると、私たちはつい「カップに何が入っているか」に目を向けがちです。 ところが、ある種のがんについては、気をつけるべき点が中身とは別の所にあるのかもしれません。 イギリスでは、2つの
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